研究について

今井研究室では,「Cyber-physical systems (CPS)」や「Internet of Things (IoT)」,コンピュータネットワーク,ネットワークアプリケーションなどに関する研究を行っています.

実施中の研究テーマの例

拡張性・自律性を有するサイバーフィジカルシステム向けコンピューティング基盤の開発
計算資源が少ないセンサノードでも動作するソフトウェアエージェントや,強化学習で知識を獲得・更新可能なエージェントにより,多様な機器がボトムアップ的に連携することで 多様な環境への自律的な適応が可能な,CPS向けコンピューティング基盤の研究開発
センサデータを用いた低コストな屋内行動推定システムに関する研究
画像を使用しない,センサを用いた低コストな屋内行動推定手法の開発
災害発生初期におけるUAV(ドローン)を用いたネットワーク構築に関する研究
災害発生初期に複数のドローンでネットワークを構築することにより,避難者・被災者の情報発信や情報収集を可能にする.
ネットワーク分断時のサービス継続手法
障害発生等によりネットワーク構成が変化した場合に,Webページの提供やDNSなどのネットワークサービスを自動的に復元し,サービスの提供を継続する機能の開発
初期設定動作を簡易化した初心者のための1対1ビデオチャットシステムの開発
機器やネットワークなどの設定,通信相手の指定,サービス開始時の操作の3種類の初期設定動作を簡易化する1対1ビデオチャットシステムの開発

過去の研究テーマ

縫製作業者の技能を定量化するための作業時間計測システムの開発
作業の割り振り等に使用する縫製作業者の技能を定量化するための作業時間計測システムの開発
災害時の間欠的アクセスを可能にする不揮発性ネットワークの開発
災害時の間欠的なWebアクセスを実現するために,利用者端末とサーバ間の通信セッションをネットワーク上に保持することで,利用者端末をネットワークから切り離しても通信セッションを継続可能にする手法の開発
複合現実を用いた家電機器統合制御フレームワークの開発
複合現実を用いて複数の家電機器をわかりやすく操作できるフレームワークの開発
ニューラルネットワークによる悪意のあるノイズに耐性のある学習手法
悪意のあるノイズを画像に付加することによって画像を誤認識させるAdversarial exampleに耐性のある学習手法の開発
MANETにおける攻撃に対する低遅延の経路構築手法の開発
MANETにおけるブラックホール攻撃に対する低遅延の経路構築手法の開発