講座配属を希望する学生さんへ

研究グループでは、理論と実践の両方を重視する教育研究活動をしています。講座配属を希望する際には、下記の教育内容をよく理解していただければと思います。

H31年度より4コース研究室制に移行しますが、岡本研究室・堀川研究室では、当面の間、共同のゼミ体制を継続します。つまり、3年生のシステム演習を合同で行いながら、4年生の卒業研究・ゼミについては、従来通り主指導・副指導を相互に担う形で運用をいたします。

学部教育

学部教育では、理論と実践をステップアップしながら、集大成となる卒業研究では「既存技術を組み合わせて新たなサービス創出を行う」ことを目指しています。

最初から研究室で行っている研究テーマを与えるのではなく、まずは自分でアイデア創出をすることを大事にしています。

3年前期

対象領域になる経営科学や統計学について勉強します。並行してオブジェクト指向プログラミングを一から勉強します。これらに必要な書籍は、研究費で購入したものをお貸しいたします。

また、月に1回は先輩(院生・4年生)の研究進捗を聴講し、研究活動とはどのようなものかを学びながら、自分でもアイデアを提案する練習をします。

3年後期

先輩の研究活動を手伝いながら、自分の考えたアイデアを具現化するためのシステム設計を試行します。失敗を前提として複数アイデアを煮詰めて行きます。

併せて、実践的アプリ制作演習(Android)やサーバー構築(Linux)の演習を行いシステム開発能力を高めます。

4年前期

先輩の研究活動の手伝いや自分のアイデアをまとめながら学んだ内容を活かして、卒業研究のテーマを確定します。何をするかが決まったら、すぐにプロトタイプ開発を行います。少し実装してみて駄目ならテーマ修正をする流れを繰り返します。

また、研究テーマに関する研究動向等を知るために、週に1度、論文を輪読します。最初は、教員が選んだ関連論文を学生さんが解説しながら読み合わせを行いますが、最終的には論文選択も自分で行い輪読をします。

併せて、卒業研究ではチーム開発能力は向上しないので、大学院生が主導するPBLに参加することで、デザイン思考やアジャイル開発能力の向上を行います。

4年後期

制作したプロトタイプシステムを使って評価を行い、成果を卒業研究としてまとめます。ただ身の回りの課題を解決するアプリやシステムを制作するのではなく、流行りの先端技術の中で使いやすくなっているツール(既存技術)を用いて、世の中にない新しいサービス創出を目指すことを大事にしています。

大学院教育

大学院生は研究者ですので、要素技術の面でも研究としてのオリジナリティが求められます。また、企業様との共同研究や実証実験が前提となる研究活動になります。

「研究は大変だけど楽しい」「自分を成長させたい」と考えることができる方は、進学を検討してみてください。充実した2年間になると思います。

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