新04/avril/2000
私の書斎へようこそ
ここではわたしの専門の研究について紹介しています
   
 
研究内容
1.ルイ14世期の司法制度  
2.フランス絶対王制  
3.近世ヨーロッパの法と国制
下に書いた論文や学会発表は、上の1.に関連して  
フランスの17世紀の裁判や政治、行政のやり方について、研究したものです。  
それらに研究することによって、その時代の国や社会の成り立ちを知ることができます。  
フランスの17世紀は絶対王制と呼ばれる、特徴的な国や社会のあり方をした時代でした。  
それは、フランスだけではなくて、その当時のヨーロッパに共通の部分がありました。  
だから、1.について研究すると2、更に2.について研究すると3.について  
知ることができるようになるのです。 
外国の、しかも過去のことを知っても、何の役にも立たない、と思いますか?  
でも、自分の国の、現在のことを知るためには、それ以外の例を知る必要があります。  
とりわけ、現在の日本は、18世紀以降のイギリス、フランス、アメリカといった外国を、  
「近代市民国家」という名前のお手本にして、国造りをしようとしてきました。  
その「近代市民国家」が、なぜ、どういうふうに生まれたのか、を考えるためにも、  
それ以前のヨーロッパがどういう国だったのか、を知るのは、とても大切なことです。  
「歴史学」とは、いつでも、いま、自分が生きている世界につながっているのです。  
(でもね、本当は、「役に立たない」としても自分が知りたいと思うことを調べる、
それが学問というものなんですよ♪)
 
 
業績
00年2月 『法学』(東北大学法学部) ルイ14世期における内顧問会議の破毀
99年4月12日 法と歴史研究会 ルイ14世親政期における内顧問会議の活動と役割
97年5月10日 フランス国制史研究会 ルイ14世親政期のコンセイユ・プリヴェと破毀判決
96年10月5日 法制史学会 ルイ14世期の内顧問会議における破棄と移管  
−国王顧問会議と高等法院をめぐる問題−
92年10月 『法学』(東北大学法学部) フランス絶対王制の官僚制  
−17世紀アンタンダン制を手掛かりにして−
 
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略歴
2001年4月〜 盛岡大学非常勤講師
2001年4月〜 尚絅女学院短期大学非常勤講師
2000年4月〜 岩手県立大学盛岡短期大学部国際文化学科講師
1998年4月〜 岩手県立大学盛岡短期大学部生活科学科講師
1997年4月〜01年3月 岩手大学非常勤講師
1996年4月〜 東北学院大学非常勤講師
1994年4月〜98年3月 岩手県立盛岡短期大学講師
1994年3月 東北大学大学院法学研究科博士課程後期基礎法学専攻中途退学
1992年3月 東北大学大学院法学研究科博士課程前期基礎法学専攻修了
1989年3月 東北大学法学部卒業
 
 
 
 
 
応接間
庭園
教室
図書室
回廊
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