ビジネスゲーム 補足

今回のビジネスゲームの特徴

1.平均価格が高くなれば、需要量は増加する。

2.価格が低いほうが、需要量は増加する。

3.価格について、固定費と変動費からおよその原価は計算できる。

固定費100万円で3,000個生産の場合:733円 (333円+400円)
固定費100万円で2,000個生産の場合:900円 (500円+400円)
固定費100万円で1,000個生産の場合:1,400円 (1000円+400円)

4.需要量は式で求められるので、平均価格を予測することで、需要量等を予測することができる。

5.需要量は式で求められるので、平均価格を予測することで、目標の生産数量や利益のための価格を知ることができる。

 

[例]

社長としての要望

長期(今回は6期)の展望に立った、経営戦略の立案をしたい。

長期にわたる平均価格の動向を知りたい。⇒業界の動向(情報)が知りたい。

→平均価格が高くなれば、需要量が増加する。平均価格が安くなれば需要量が減少する。

→増産するか現状維持するかの目安になる。

部長としての要望

次期の予測に基づいた、価格、生産数量の決定をしたい。

次期の平均価格の予測値(情報)を知りたい。

→価格や生産個数を調整して利益を出来るだけ多くしたい。

一般事務としての要望

定まった情報(今回は、平均価格と自社の価格、生産量、在庫、前期の販売数量)から決まった処理(計算)を行っている。

得られた情報から正確に、効率的に処理したい。

そろばん? 電卓? コンピュータ?
手入力、手計算? 自動計算?

⇒このようなことに対応する情報システムが経営情報システム

価格等の決定の補助となる計算ツールを用意しました。

計算ツール