【3日目】 尻屋崎~猿ヶ森砂丘・ヒバ埋没林
尻屋崎の少し西にある風食地形を観察に来ました。
觸澤君が論文紹介で取り上げた場所です。
砂丘砂と埋没土壌を確認しましたが,
雨混じりの風が強いので,簡単に見ただけで終わりました。
これで,下北半島巡検は終了です。
帰りは正義君に道案内を頼みましたが,
最短コースで帰るよりも2時間くらい余計に時間がかかりました。
ものすごい特殊能力だと思います。
最後に,東通村のヒバ埋没林を見に来ました。
1000年前に埋もれた樹木ですが,
そう言われなければ,ただの枯れ木にしか見えません。
人気もなく,強い風が吹くだけの尻屋崎の草原景観。
日本最大の砂丘である猿ヶ森砂丘の北端,尻労(しつかり)の砂丘を見に来ました。
猿ヶ森砂丘は自衛隊の敷地で入れないので,ここで砂丘の大きさを感じるしかありません。あいにく霧がかかっていて,
南側に砂丘がどれくらい続いているのか見ても分かりませんでした。
砂子君と觸澤君は,卒論で礫浜の礫について調べるので,尻屋崎の礫浜の礫も採取していくことにしました。
尻屋崎灯台も,せっかくなので見に行きます。
風が厳しい場所であることは,良く分かりました。
マツ林の中に埋没林が立っています。
これも,ただの枯れ木にしか見えません。
車で走っていたら,寒立馬が歩いていました。
さすが尻屋崎です。