2014年5月11日(日) 礫浜調査(卒論) 久慈・十府ヶ浦

  

吉木,砂子・正義(4年)
砂子君の卒論は,大船渡の碁石浜の礫について調べることになりました。
他の浜の礫と比べて,どれくらい碁石に似ているのかを数値で表す予定です。

分析方法をあれこれ検討するには,実際の礫浜の礫を使って考えた方が良かろうということで,
今日は久慈と野田・十府ヶ浦に礫を採取に来ました。

昼食後,野田の十府ヶ浦で試料を採取しました。
久慈川河口に比べると,礫は小さくて丸みを帯びています。
色も,なんとなくカラフルな感じがします。

この明らかな違いをどのような数値として表現すべきか,
砂子君なりに悩んでいます。
正義君は,いつものことながら,ただ見ているだけです。

久慈川河口の長い砂嘴に来ました。
北の端に車を停めて,そこから歩きます。
端の方は比較的砂っぽい浜です。

久慈川河口に向かって歩くと,
砂嘴は次第に礫浜に移り変わります。

帰路,北山崎海岸に寄りました。

ここに来るときは,いつも調査の帰り道です。
東向きの断崖が光を浴びている景色を見てみたいです。














人工構造物から離れていて,礫の大きさが揃っているあたりを探しました。
とは言え,同じ浜でちょっと場所を変えるだけで礫の大きさや揃い方が違っていたら,
研究にとっては困るのですが。

堆積している礫の見え方を写真に撮り,実験室で分析するための試料を採取しました。