【3日目】 3月26日 ハロン湾クルーズ

ガイドさんは地元ハロン大学の学生さん。
経済学を学んでいるそうです。

Halong Bay Hotelからの眺め。
眼前に海が広がる一等地に立地し,ホテル名からしても伝統あるホテルなのが分かります。
ただし,そのぶん建物・設備は古いので,値段は安かったです。
(値段は忘れましたが,今回泊まったホテルのなかではダントツで安かったはず)

ゲリ男が海鮮料理を拒否したので,今日の夕食はイタリアンレストランになってしまいました。
旅行終了まで,ずっとゲリだなんて,おなか弱すぎです。

ようやく昼ごはんです。
豪華な料理ではありませんが,味は美味しいです。
ゲリの吉田君は海鮮料理にビビっていましたが,美味しさには勝てず,パクパク食べていました。
先ほど買ったハマグリとアワビも調理してもらいましたが,あいにく写真を撮り忘れました。

現地系ツアー会社が催行する,ハロン湾6時間コースに参加しました。
ツアー料金は昼食込みで$60/人。
案内・説明がすべて英語ですが(ベトナム訛りでほとんど聞き取れない),日本語ツアーに比べれば格安です。
ベトナムに来てからずっと薄曇りの天候ですが,水面に浮かぶ島々が水墨画のように滲んで重なり合い,これはこれで美しい風景だと思います。

鍾乳洞見学を終え,船着き場へ戻ります。

浜辺の裏の山を登ってみました。
ハロン湾を高いところから眺めることができます。

続いて,Soi Sim島へ上陸。

魚の養殖をしている養魚船。

岩壁を見渡すと,上ばかり見上げることになります。
二重アゴが目立たなくなるので良いかもね。

ここも静かな入り江です。
静かな海は浅く,澄んだ水を通して海底の石ころが見えした。

ライフジャケットを着け,小舟に乗り換えます。

水上集落へ。

狭い瀬戸を多くの船が通過します。

船旅を終え,海岸を歩いてみます。
マングローブの種子を見つけ,東北大学植物園の吉田研究員が教科書を開きながら解説しはじめました。

ガイドさんに口説かれる今野さん。

頂上まで登ると,私たちが着岸したのとは反対側の海が見えました。
せっかく眺めが良いのに,山を登ってくるのは別の船の韓国人ばかりです。 西洋人は山よりも海が好きなようで。

砂浜は真っ白な砂でした。

養魚船の生け簀。
これはカニ。

アオリイカ。

イカと一緒に,カブトガニの姿も。

こちらは売るための生け簀。
巨大ハマグリと,巨大アワビを購入しました。
アワビは$32なので,ベトナムでは高価です 同じ船の客で,購入したのは私だけでした。

再び出航して,次の目的地へ。
これは香炉岩。

これは学校だそうです。
子供がいるときの様子も見てみたかった。

レンガ造りの建物を乗せた船も。

朝の船着き場はクルーズに出る観光客で大混雑でした。
私たちのツアーに,日本人は私たちだけでした。
そもそも,この大混雑の中に,日本人らしき人は見当たりません。
韓国人はいっぱいでしたが…。

水上集落に戻ってきました。

今度は別の穴へ。
ここも,向こう側へ通じています。
ベトナム人家族を乗せた小舟に追い越されました。

帰りには,穴のところで垂れ下がっている鍾乳石に触れることができました。

穴の向こうには,絶壁に取り囲まれた秘密の入り江がありました。
小さな波すらなく,沼のような感じの静かな場所です。

岩壁の下に見える穴を目指します。

犬?猫?
不思議な形の岩。

海賊気分?

途中,サトウキビ(写真手前)を売っていたので買いました。
今野さんが食べたことがないと言うので。
今野さんの華奢な(?)アゴではなかなか噛み砕けず,かなり苦戦していました。

なぜか「岩手山」の文字が。
落書きは多かったけれど日本語は無かったのに,よりによって日本語の落書きが「岩手山」とは,岩手県民として恥ずかしい限りです。

奥の方にも,大きな石筍があります。

入口が広いので,陽の当たる場所は明るいです。
この石筍も大きいです。

次の鍾乳洞の入口。
下で遊んでいる人の大きさで,鍾乳洞の高さが分かるかと思います。

いったん鍾乳洞の外へ。

歩道脇の鍾乳石。
皆が触れるので,鍾乳石表面の凸部だけが黒くなっていて,面白い模様が浮き出ています。

高い天井には,次々と立派な鍾乳石が現れます。
龍泉洞なんかとは全然規模が違います。

この鍾乳洞が発見されるきっかけとなった穴。

洞窟の中の様子。
カラフルな照明ですが,日本の鍾乳洞のように鍾乳石に苔が生えたりはしていませんでした。
発見されてから,まだ間もない鍾乳洞だからかもしれません。

船着き場からすぐのティエンクン洞窟へ。

最初の上陸地,ダウゴー島。

甲板にて。
今野さんは,昨夜のナイトマーケットで購入したパシュミナのストールを早速使っています。

いよいよ出航。
まわりの船も一斉に動き出します。

室内の様子。
曇り空で暗かったので,あまり見栄えが良くありません。
調度品も含め,東南アジアでは平均的な感じの部屋です。