20111027 八幡平植生調査 茶臼岳コース入口 [今野さんの卒論]   吉木,今野(4年)  

今日の今野さんの調査場所は,安比スキー場の奥,茶臼岳コース・安比岳コースの入口付近に広がる,
オオシラビソ・コメツガとブナの混交林です。
短大部1年生の加藤さんに手伝ってもらい,すでに植生調査は終わっています。
そのときに見つけた大きな倒木の年輪を採取するために,今回は肉体労働専用オヤジを連れての再戦です。

こんな感じの倒木です。
倒木とは言え,許可なしに採取するので,大きな音が出る
チェーンソーは使えません。
ノコギリを使って,ひっそりと人力で作業します。
切り進むと木がたわんできて,ノコギリが動かなくなります。
なので,歯を斜めに入れて半月状の断面を取り出しながら,少しずつ切断していきます。

ガッツポーズをしていますが,作業は終わっていません。 昼ご飯の時間です。
この数時間後にようやく作業が終わりますが,午後は二人ともヘトヘトで,写真どころではありませんでした。
直径70cmクラスの倒木からノコギリで年輪を取るには,2日かかるようです。

ひたすら上半身を使う作業なので,背筋と上腕を酷使します。
二の腕が引き締まっていいかもね。