20111018 河床礫調査 葛根田川 [松浦くんの卒論]   吉木,松浦・今野(4年)

のんびり屋の松浦君も,ようやく卒論調査に本格的に取りかかりました。
今日は,彼が考えた調査法で,河原の礫のサイズを計測します。
今野さんの植生調査につきあってくれた松浦君へのお返しに,今野さんも同行してくれました。

慣れてくると,調査の主体はいつの間にか今野さんに。
毎度のことですが。

「うんっ,いいと思うよ。」

「どれどれ,上手く撮れているかなぁ?」
ほっぺたが赤いのは虫刺されではなくて,赤いチョークの粉です。
礫にチョークで番号を書いているので。

次々と調査区を設定し,礫のサイズを測っては,撮影していきます。

「どれどれ,上手く撮れたかな?」

「まぁ,こんなもんかなぁ」

礫のサイズを測った後,調査地点の様子を写真に撮ります。
松浦君が作ってきた撮影装置です。
物干し竿の先にぶら下げたデジカメを,タイマーで撮影しました。

心配そうに見つめる今野さん。
口は閉じていいよ。

午後は葛根田川下流の葛根田橋近くの河原へ。
広くて調査しやすい場所なので,丁寧に調査しました。
手伝いの人がいると調査が早いでしょ? 松浦君。

午前8時前,葛根田川の最初の調査地点に到着しました。
長靴に履き替えて,調査の支度をします。

あらかじめ松浦君が下見して狙いをつけていた場所に向かいます。

というわけで,ここが最初の河原です。

巻き尺で,10m×10mの枠を作ります。
まだ10月とは言え,朝の河面を吹く風は少し寒いです。