2011年8月20日 八幡平植生調査 下倉山・蓬莱沼 [今野さんの卒論]   吉木,今野・常田(4年

今回の今野さんの調査は,午前中が下倉山の北斜面,午後が蓬莱沼周辺です。
前回8/13と同様,朝6時に大学を出発しました。
今回は常田君が手伝いに来てくれましたが,現場に着いてから体調が悪いと言いだし,午前中は車で寝ていました。 そういうことは,早く言うように!

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蓬莱沼。
静かな湖面に,オオシラビソとコメツガの林か映っています。

ココのオオシラビソ・コメツガ林では,ポドゾル風の湿った黒色土でした。
ペン先のところに,To-aテフラが挟まっています。

蓬莱沼から蓬莱境に近づくと,次第に枯れ木が目立ちます。
火山ガスのせいでしょうか?
よく分かりませんが。

ヤブのなか,次々と襲ってくるブヨと戦いながらの調査でした。
女子学生にやらせる調査ではありませんね。

調査場所はこんな感じのオオシラビソ・コメツガ林。
ブヨが多いので,高貴なお方はネットを被って調査です。

午後は蓬莱境周辺に来ました。

午前中の調査地の様子。
オオシラビソの混じるブナ林です。

下倉山から周囲を眺めます。
どこに針葉樹が生えているか,広い範囲の概要を観察しました。

ブナ林の土壌断面の様子。
A層の下位に褐色のB層が発達しています。