2011年8月3日 専門演習T 大湧口〜志波城をまわる巡検
吉木,佐野先生,今野・常田・松浦(4年),佐々木・倉持(3年)

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3年次生の前期科目「専門演習T」の,吉木クラスの巡検です。
例年とほぼ同じで,大湧口を見学→砂防ダム→後背湿地・旧河道→志波城,という順路です。
大湧口の前に,生出の湧口を見学した点が,例年と違うところでしょうか。
3年生の2人(佐々木さんと倉持さん)のほか,吉木ゼミ4年生3人組と佐野先生も参加してくれました。
巡検の後,打ち上げということで,みんなで飲みに行きました。

もちろん,味見もしました。
お味はいかがですか?

こちらは外郭南門。

巡検ですので,解説を読んで志波城について勉強します。
男子学生2人は巡検後の飲み会にしか関心がないようで,解説なんて読みません。

生出の湧口に到着しました。
透明な水と,緑色の水草がきれいです。

どこから水が湧いているか,見えますか?

好奇心旺盛なのはいいことだけれど,落ちないように気をつけてね。

大湧口は一本木地区や自衛隊の上水道として利用されているため,屋根のある建物で覆われています。

一本木水道組合の方に来ていただいて,大湧口への入口を開けてもらいます。

建屋の中は,昼でも薄暗いです。
暗くて,池も広いので,水面下の湧出口を確認するのも一苦労です。

みんなで真剣に湧出口を見つめます。
計算上では,大湧口の湧水だけで滝沢村の上水道がまかなえるくらいの水量が湧き出しています。

一気に飛んで,最終地点の志波城跡へ。
私が初めて来たときと比べると,ずいぶん整備されました。

解説を読みながら,雫石川扇状地の旧河道分布図にメモするアサカ先生。
さすが,地理の先生は違いますね。

12時集合で,巡検に出発します。
大湧口への道がぬかるんでいるかもしれないので,
長靴を持参します。

展示室は新しくて,材の木目がきれいです。
板に筋状の模様が見えるのは,昔ながらの槍鉋で削って板を作ったためだそうです。

政庁南門。
下北産のヒバを使用したそうです。

滝ノ沢砂防ダム。
擬岩を用いて,景観に配慮してあります。

官衙建物展示室。
開館時間に来たのは初めてなので,展示室を見学するのも初めてです。