OA論ガイダンス

授業の方針

OA(オフィスオートメーション)には、

オフィスの仕事の自動化:RPA, AI

オフィスの仕事を現場単位で情報化:経営情報システムの一部

とする2つの捉え方がある。本講義では、後者の捉え方をし、現場の情報化に必要な知識を修得することを目的としている。

対象とする領域が広い
網羅的
他の情報系の科目と重なる部分も多い

 

1年生後期の経営情報システム論を併せて経営情報システム全体の基本的な 考え方を修得する。

1年次の経営情報システム論は、どちらかというとシステム開発者側の話

OA論は、利用者側(エンドユーザ)の話

⇒利用者の環境等を網羅的に学習。他の授業と重なる部分も多い。

 

参考図書

経営情報システム 第3版,宮川公男著,中央経済社(1年次経営情報システム論の参考図書)

授業の予定

コンピュータと情報技術について

第4章:ハードウェア

第5章:ソフトウェア

第6章:データベース

経営情報システムの諸類型

第10章:エンドユーザコンピューティング

第12章:オフィス情報システム

遠隔会議、SNS、グループウエア演習

情報技術と新しいビジネス展開

第16章:応用ソフトウェアの新しい展開

第17章:拡がるインターネットの世界

情報処理技術者試験 ITパスポート試験・P検解説

授業の資料

授業で用いた文書は、Webを使って見られるようにします。

URL: http://p-www.iwate-pu.ac.jp/~shotaka/oa.new/

成績の評価

テスト: 50点

レポート・小(章)テスト: 50点

成績評価

秀: 90〜100点(履修者の1割以内)

優: 80〜89点

良: 70〜79点

可: 60〜69点

不可: 0〜59点


似たような言葉

FA(ファクトリーオートメーション):自動工場

無人や少数の人間の管理のもとで、自動で生産を行う。
数人の人で工場全体を動かす 。

OA:

オフィスでの作業をすべて機械化できるか?

オフィスでは、定型的な意思決定から非定型的な意思決定まで様々な意思決定がある。
最終的な意思決定には人間の判断が必要

OAでは、これらの意思決定などを効率的にできるオフィスの情報システムとして捉えられる。
オフィスでの仕事を支援するもの

関連する科目:

コンピュータと情報技術:コンピュータ概論、データベース演習など

応用ソフトウェアの新しい展開:

広がるインターネットの世界:情報メディア演習、情報ネットワーク概論など

エンドユーザコンピューティング:アプリケーション演習、情報メディア演習、データ分析演習、ビジネスゲーム演習、コンピュータ概論など

オフィス情報システム:

(各科目を履修しているものにとってはまとめ)

経営情報学科の卒業生として求められるもの

経営のための情報を活用できる人材
職場全体を把握し、自ら創造していく人材

就職してからの流れ:

新入社員→チーフ→主任→・・・→役員→・・・

平社員:言われたことを言われたものを使って仕事。
チーフ以上:自分の仕事や職場がうまく機能するように、考え、実行していく

「使える」から「創る」

OA論との関連

自分の仕事や職場の仕事を理解した上で、どうすればうまく機能するかを考えるための基礎知識

経営情報システム論との関連

経営情報システム論は、どちらかというと組織全体に関する情報システム
OA論は、どちらかというと現場に関する情報システム
→あわせて組織全体の情報システム

関連する資格:一部の範囲

P検(パソコン検定協会)

ICT利活用能力

ITパスポート試験(情報処理技術者試験)

現場の情報化のリーダとなり、現場の情報化を計る。
情報部門と現場との橋渡し。

春と秋に試験:申し込み:春試験1月上旬から2月上旬、秋試験7月上旬から8月上旬

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その他

学内情報システムのパスワードについて

ユーザIDとパスワードについて

事務管理システムのパスワードの変更方法

就職活動におけるメールアドレスについて→学校メールアドレスg121????@s.iwate-pu.ac.jp

便利な機能:転送

スマートフォンでの利用

卒業後

情報処理演習室について

迷惑メール、ワンクリック詐欺、フィッシングメール