SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービス。
インターネットの普及により、従来実社会の地域などで行われてきたコミュニケーションの場をインターネットを利用して実現するもの。全世界や日本全国を対象とした大規模なものから、地域を対象とした地域SNSも各地で立ち上がっており、今後のコミュニケーションのツールとして期待されている。
一般的に社会ネットワークとして普及してきたが、その機能や特徴を生かして企業内部向けコミュニケーションの道具として利用されるケースも生じている。
プロフィール機能:自分自身のプロフィールを記述し、その情報を他の人が参照できる機能。例えば、出身地、趣味など。
ユーザ検索機能:プロフィール機能で記述された情報などを検索する機能。例えば、出身地が同じ人や趣味が同じ人など。
日記(ブログ)機能:自分に起きた事柄を日記として記述する機能。記述された日記は、他の人が見ることができる。
コミュニティー機能:同じ趣味の人が集まってその趣味の話など、ある程度話す内容を限定したコミュニケーションを行う場。
メッセージ送受信機能 :コミュニケーションのツールとしてのメッセージ機能。直接メールアドレスの交換はしないが、メッセージのやり取りは行いたいという要望を実現。
Facebook:世界で5億人を超えるユーザを持つ世界最大SNS。もともとはハーバード大学の学生が交流を図るために作られた。
mixi:日本大手のSNS、
地域内でのコミュニティ
内定者の囲い込みや卒業生の囲い込みなどに利用
大学同級生用SNS
就職活動SNS
企業SNS:内定者に対するフォロー
SNSを舞台にした犯罪:十分に注意が必要
招待制から登録制へ:従前のSNSでは、身元の保証から招待制をとっているところが多かったが、SNSの会員数の確保という意味では招待制では限界があるため、会員数を確保したいケースでは、登録制に切り替えているものもある。
SNSはインターネットを利用した社会的ネットワークであるため、必ずしも善人のみの集まりではなく、悪意を持った人や、結果的にトラブルになるケースもあるので、使用する人は注意しながら使ってください。
[トラブル例]
チェーンメール、偽者、偽情報、勧誘、依存症、誹謗中傷、名誉毀損、情報流出、詐欺、などなど
SNSの色々な活用の一つに、社内コミュニケーションとして導入する企業もある。
実例として、就職活動中に会社のFacebookをフォローすることを求める企業や連絡手段としてSNSを利用するケースがある。。
また、上司からの友達申請は4割の新入社員がいやだと思っている調査結果もあり、今後の利活用に問題が残る。
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