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岩手県立大学看護学部4年生 STさんからの報告 2004/4/10

  看護学部の短期の研修で2月から3月に掛けて2週間アメリカのワシントン州 に行ってきました。行ったのはSpokaneという小さい街。

そこで英語の研修と病院実習と看護大学での講義を経験したのですが、 スペイン語が少し話せたことはとても有効でした。 「私は看護

学部の学生です」「とても眠い」その他自己紹介や簡単な話 (授業でやった「土曜日は何をする予定?」とかそのあたりの知識。) の仕方

を知っ ていた程度だったけど、スペイン語はほとんどの人が少し話せて、 しかも病院に実習に行った時はスペイン語しか話せないダウン

タウンに住んで いるおじいさんも居たり。 アメリカでスペイン語が聞こえてくるのはもっと南部とかニューヨークなどの 大きい街だと思って

いたので驚きでした。 スペイン語が話せたことでホストファミリーも「あなたは3ヶ国語話せるのね」と 感心して、私をメキシコ料理のお店

に連れて行き食事のついでにメキシコ人の 店員さんとスペイン語の練習もさせてくれました。 低所得者が沢山住むストリートで健康診

断をするボランティア に参加した学生も 居たけど、彼女はスペイン語が出来なかったために鍵を掛けた車の中で(指導係の 上級生に何

があっても絶対に鍵を開けるなと言われたそう。)ひたすら待っていた みたいでした。 低所得者のストリートでの看護活動にスペイン語が

必要だとは思ってもみなかっ た。 スペイン語を話す人や南米にルーツがある人でも多くは就労していて中流以上の 生活をしていたけど

、ダウンタウンの治安が悪いところや低所得者のアパートメ ント で聞こえてくる言葉にスペイン語が多いのも事実で、現実を初めて知り

ました。 スペイン語を勉強していて良かったと、ものすごく興奮したので報告させて頂き ました。