「スペインと日本のクリスマスの違い」
(学生 K.O.さん)
要旨
クリスマスというものは、世界各国にあります。そんな世界各国にあるクリスマスにも、その国独自の文化が混ざり合って独特なクリスマスを構成しています。そこで私は、自国日本のクリスマスとスペインのクリスマスがどのように違うのかと思い調べてみました。ここでは、日本とスペインのクリスマスについて項目ごとに挙げていきたいと思います。その項目は、期間、装飾の違い、その他にも様々な日本とスペインの文化の違いや類似点にも調べたいと思います。
期間
日本 12月24・25日の2日間 スペイン 11月中旬〜1月6日まで スペインのクリスマスが日本より長い理由:カトリック教徒が多いため?(推測)
装飾の違い
日本 日本では、クリスマスツリーや家などに装飾を施す。いわゆる「イルミネーション」 イルミネーションを施すといっても、ビルとかにはあまり装飾を施さない スペイン 日本とは違い、通りにある建物の壁に、ワイヤを使ってイルミネーションを連続して吊るし大規模なイルミネーションが施される。このような手法がスペインでは、一般的である。そしてかたどられる物の例としては、雪、星、天使等がある。交差点では、交差点の四方向に異なるイルミネーションが施される。
主役
日本 基本的には、クリスマスツリー スペイン
カトリック教徒が多いスペインでは、クリスマスツリーも主役ではあるが、 ベレン の方が主役 * ベレン …イエス・キリストの生誕のときにやって来た東方三賢人が、らくだで、贈り物を持参する様子などをからくり人形などで表した箱庭のようなもの。
プレゼントを貰う日
日本…クリスマスの日つまり 25日の朝か24日のクリスマス・イヴ スペイン… 1月6日のクリスマス最終日 スペインでは、いたずらっ子には炭のかけらを送るという風習がある。
クリスマス・イヴの過ごし方
日本…恋人と過ごしたり、友達と過ごしたり、家族と一緒に過ごす日 スペイン…家族と一緒に過ごし、家族水入らずで食事や会話を楽しむ日
注意
スペインのクリスマス期間の 12月28日は日本で言う4月1日つまり「エイプリルフール」の日であるので、クリスマス期間のスペインに行った時には注意が必要。なぜならば、日本では、嘘をつくといっても、友達同士などの親しい間柄だけで行われるが、スペインでは、テレビや新聞などで大々的に嘘をつく(らしい)からである。
スペインと日本の正月について
日本の年越しでは、年越しそばを食べることで、迎える新年を祝うとともに「細く長く生きる」という意味を込めているが、スペインでは、なんと、年越しそばならぬ「年越し葡萄」を食べるらしい。 年越し葡萄とは、 12時の鐘の音と一緒に葡萄を一粒ずつ食べるという習慣。無事に12粒の葡萄を食べると幸福になれるといわれている。また年越し葡萄は、家族だけで行うものではなく、市民が一体となって行うものであり、この年越し葡萄の様子はテレビ中継される。
スペインのクリスマスイルミネーション
http://allabout.co.jp/living/light/closeup/CU20071212A/index.htm
こんなに長いの!?スペインのクリスマスhttp://allabout.co.jp/travel/travelspain/closeup/CU20071124A/index.htm スペインは年越しもクリスマス!? http://allabout.co.jp/travel/travelspain/closeup/CU20071124B/index.htm スペインのクリスマス
http://home.att.ne.jp/sun/exosaka/navidad.html