13 Jan 2005


スペイン・中南米事情
スペイン料理報告レポート

社会福祉学部 福祉臨床学科 2年
S・KとK・E


<はじめに>
 スペイン・中南米事情のレポートということで、今回はスペイン料理を作ろうと考えた。きっかけは、今年度前期のスペイン語の授業の中でスペイン料理を作ったことにある。そのとき、スペイン料理の代表ともいえる定番料理パエリアを作った。出来上がった料理はとてもおいしく、調理したメンバー全員で満足することができた。しかし、心残りだったのは保存と費用の問題によって、パエリアの華であるエビや魚介類を使うことができなかったということである。そこで、今回は以前スペイン語の授業で作ったパエリアを「ほんまもん」にすべく、スペイン料理(パエリア)に再挑戦しようと考えた。


<何を作るか>
 もちろんパエリア(PAELLA) 「さらにおいしく」を目標に!


<基本事項の確認>
 一回作っているものの、大事なところでミスしてしまっては勿体ないので、ここで基本の材料と作り方を確認しておく。
材料
米(1.5カップ) タマネギ(半個) にんにく(1〜2かけ) ピーマン(1個)
赤ピーマン 1個 トマトピューレ(大さじ3) とり肉(100gくらい)
スープ(カップ3) 白ワイン(適量) 月桂樹の葉(1枚) サフラン(0.3〜0.5g)
塩、コショウ(少々) パセリ(適量) レモン(半分) オリーブオイル(大さじ3〜4)
あさり(200gくらい) エビ(4尾くらい)   ほたて(お好みで)
作り方
1.あさりは十分に砂抜きをしてから白ワインで蒸しておく。(煮汁はとって置く)
2.タマネギ、にんにくはみじん切り、ピーマン、赤ピーマンは食べやすい大きさに切る。
3.とり肉、イカも食べやすい大きさに切る。
4.スープを作っておく。
5.鍋にオリーブオイルを熱し、にんにく、タマネギ、月桂樹の葉を入れキツネ色になるまでよく炒める。
6.とり肉、ほたて、エビなどを入れ軽く炒める。
7.次に米をふり入れ軽くまぜる。
8.次にピーマン、赤ピーマン、トマトピューレ、貝の煮汁を入れ、スープを少し入れる。
(鍋から溢れない程度に)
9.サフラン、塩、コショウを入れさっとまぜる。
10.米が煮えてきたら蒸したあさりを入れ中火で20分くらい煮る。(スープが足りなくなったら少しずつ足していく。アルミホイルで蓋をすると早くできる。)
11.米がちょうどいい具合になったら、火を少しの間(1分弱くらい)強くして残っている水分を飛ばす。(この時アルミホイルで蓋をしている場合は蓋を取る。)
12.火を止めて15分くらい蒸らす。
13.お好みで、パセリ、レモンをちらす。


<いざ調理>
調理の過程を撮影。(順番は左から右へ横方向に)

あさりの砂抜き

たまねぎみじん切り

にんにくみじん切り

ピーマン

赤ピーマン

エビ殻剥き後

鶏肉

サフラン

ほたて

スープ

炒める・

炒める・

炒める・

お米投入!

パエリアらしく

あさり投入

 

できあがり!!

<実食後の感想>
S・K
あさりのワイン蒸しとその煮汁を使ったことで味に深みが加わり、海老や鶏肉のうまみを吸い取った米と具のバランスもよくて美味しかった。具に使った魚介類なども冷凍ではないだけに食べ応えもあった。サフランの色をもう少しちゃんとつけてもよかったかもと思う。予算がもう少しゆるせば豪華な材料を使ったパエリアを作ってみたい。2回目ということもあって作り方のコツもだんだんともっとわかってきたので、レパートリーのひとつとしてこれからもいろいろと作ってみたいと思う。


K・E
  前回作ったときよりも、より美味しいものができたと思う。材料が違ったことだけでなく、味付けにトマトピューレを使ったことで、味にアクセントがついたのではないだろうか。満足がいく出来だった。パエリアの作り方は覚えることができたので、次はパエリア以外のスペイン料理にも挑戦してみたいと思う。また、イカスミを使ったパエリアなども作ってみたい。