「海を飛ぶ夢」
   良い映画です。会話の内容も興味深いです。アメナーバル監督は才能豊かな人だと感心します。

 

「オール・アバウト・マイ・マザー」
  見た学生さんが、一様に良かったと言ってました。

 

「バベル」
   映画「アモーレス・ペーロス」の監督さんです。内容は共通しますが「バベル」のほうがまだ学生さんにはいいように思います。でも、興味がある人は「アモーレス・ペーロス」のほうも見ておいてください。

 

「ミラグロ」
  中央からやってきたアメリカ人の警官がアメリカ人のキャラクターを代表していて、それとは対照的に村人たちがラテン気質を語っています。その性格の違いが分かるのかしら?と思ってましたが、5回見て、5回とも同じところで笑ったという学生さんがいましたので、好きな人は好きなようです。

 

「ディック&ジェーン」
 現実で疲れているので、これ以上映画を見て、わざわざさらに疲れたくない、と思ってる人はこのコメディでも。「おかしな泥棒ディック&ジェーン」のリメイクですが、ギャクを、メキシコ国境を越える不法移民の話題を使用しています。不法移民のニュースの映像などを見慣れていないと、笑えないかも知れません。映画館で笑っているのは私だけでした。ほかの人は黙ってみてました。でも私は堪えられずに笑ってました。
   この映画を見る前に国境越えのドキュメンタリーを見たり、子守をしているのがスペイン語を話す人なので、子供がスペイン語を覚えてしまう、と言ったアメリカの社会事情を勉強して見ると、より笑えると思います。

 

「タブロイド」
  メディアの問題が提示されてます。登場人物の取材クルーが最後は意見の食い違いで、プリプリ互いに怒っていて口をきかなくなります。主人公のジョン・レギサモは、もともとはコメディアンだそうです