エル・ニド

学生 A・Y

時間:110

製作国:スペイン

監督:ハイメ・デ・アルミニャン

出演:アナ・トレント、エクトル・アルテリオ

配給会社:シネセゾン

推薦度:★★★★☆

あらすじ

妻を失った老人と13歳の少女との恋の物語です。村のはずれで自然に囲まれて、音楽とチェスを趣味に目的もなく、暮らしていました。ある日、森で散歩をしていると、手紙を見つけます。それがあまりにも知的であったため、手紙を書いた人を探します。そして、手紙を書いた人である、13歳の少女と出会います。何度となく、会っているうちに、お互いに好きになっていきます。そして、正式ではないけど結婚をします。しかし、小さな村であったため、噂はすぐに広まり、家族のところまで噂がきて、少女は父親の上司である署長の命により親戚の家に行かされることになりました。親戚の家に行く日に少女は老人に署長が憎い、殺してくれと頼みます。しかし、無理であると断ります。しかし、少女に会えなくなると、老人は落ち込んでしまい、元気がなくなってしまいます。結局、老人は署長を殺そうと見せかけて、自ら撃たれて死を選びました。少女は呼び戻されましたが、老人の死により‘愛’というものを学び、老人を永遠に愛することを誓いました。

感想

キリスト教の愛の定義を知らないと、少しつらいかも。知らないと、単なる13歳の少女に翻弄された老人の悲しい物語になってしまいます。見返りを要求する愛は真の愛ではなく、罪になります。見返りを要求しないのが真の愛である。あと、ちょっと古かったので読めない字があった。けど、たいへん、いい映画でした。