学生 K・K (2009)
あらすじ
登場人物は主にソーレ(姉)とライムンダ(妹)とイーレ(ライムンダとソーレの母親)とパウラ(ライムンダの娘)、アグスティーナ(ソーレやライムンダの友人)である。映画では主に2つの話が同時に進行している。
1つは、ライムンダとパウラとその父親の話である。ライムンダの故郷ラ・マンチャに墓参りに行き、それを終え帰ったある日、パウラが父親に襲われそうになり勢い余って刺殺してしまった。それを知ったライムンダは死体を隠してしまうという話。
2つ目は、ソーレ達の叔母が墓参りにいった少し後に急死してしまう。ライムンダは死体の隠ぺいで葬式に行けなかったので、そのすべてをソーレに任せた。しかし、その葬式の最中にソーレは死んだと思われていた母親のイーレと再会するという話。
感想
この映画は正直に言ってあまり面白くなかった。理由としてはいくつかあるが大きな理由として主人公たちに感情移入をすることができないという点である。主人公たちが行っている行動が常識的に考えておかしいことばかりだったからである。特に父親の死体を隠してあるレストランで働くというのが一番理解できなかった。そこで働く意味が全くないし、リスクばかりなのになぜ?という気持ちでいっぱいだった。他にも話の内容として理解できない点がたくさんあった。映画の主旨もつかみづらかった。
このような理由からこの映画は他の人にはあまり勧めれない。