ベルエポック
(計3名の学生の感想)
時間:109分
製作国:スペイン・フランス・ポルトガル合作
監督:フェナンド・トルエバ
出演:ホルヘ・サンス、ペネロペ・クルス
配給会社:にっかつビデオ株式会社
受賞:第66回アカデミー賞外国語映画賞受賞
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学生 T・T
推薦度:★☆☆☆☆
あらすじ
脱走兵のフェルナンドが、とある老人のもとに身を隠すことに・・・ところが、そこには老人の4人の娘がいました。青年フェルナンドは毎日4人から誘惑され・・・・・。
お勧めどころ
清純な恋物語なので、少々ハラハラ感に欠けますが、4人姉妹のやりとり、フェルナンドの女好き加減などは、見てて笑えます。しかし政治的会話は分かりにくく、早送りしたくなります。とても画像がきれいで物語にピッタリ!!所々、習ったスペイン語が出てくるので、意味が取りやすかったです。でも、よっぽどの事がない限り、この映画をみるのは、金と時間の無駄になりそうです。
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学生 T・S
推薦度:★★★☆☆
あらすじ
時代は1930年頃スペインで王制から共和制に変わるクーデターが起きていた中、一人の青年将校が軍から脱走をはかりスペインのとある田舎に逃げ込む。そこで知り合った老人、そしてその娘4人と生活をともにし、4人の娘それぞれと恋に落ちる。ある時は男気の強い次女と、そうかと思えば恋人との間で揺れる三女、大人の魅力にあふれる長女、まだあどけなさ残す四女、と4人の美人姉妹それぞれの間をいったり、きたりすると言うまさに男ならば一度は経験してみたい羨ましい状況の男の物語である。
お勧めどころ
見所としては、いっけん単なる恋の話かと思いきや、その内容は政治、宗教、Hな内容と多岐に渡り、しかもこれらをテンポよく音楽にあわせ軽いノリでながすため、重苦しい感じも受けず、悪い印象は受けない。そして、開始30分にマリアッチを使った愛の告白の場面などがあり、スペインの文化の一面も垣間見ることができる優れた作品と言えるのではないだろうか。アカデミー賞にも輝いている作品であるから見てみる価値は十二分にある作品である。
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学生 T・K
推薦度:★★★☆☆
あらすじ
舞台は1930年代のスペイン、ハカで王制への反乱が失敗した直後の事で、軍隊を抜け出したひとりの兵隊の姿をえがいたものである。主人公は最初から命を狙われそうになるが、ちょっとおかしい義親子が殺し合うことでなんとか事なきを得る。そして、一軒の宿を見つけ、そこで知り合ったひとりの男と仲良くなっていく。料理の腕を買われ、その男の家にお世話になることになっていく。数日滞在したあと、マドリードに向け出発することになるが駅まで行き列車がきたのに、泊めてくれた男の娘(4人)を見た瞬間、列車に乗るのをやめ、また家にお世話になろうとする。どう考えても、下心見え見えな所がなんともあほくさかった。その後は、だれでも予想のつく展開で次々と4人の誘惑を受けていく。最終的には4女と結婚することになるのだが、3女の婚約者やその母親、町の牧師、共和制への移行などがからんでくる。以上。
お勧めどころ
109分何の盛り上がりが無くても耐えられる人はみるといいだろう。
お勧めできないところ
変な期待を持って見ようとすると間違いなく裏切られる。アカデミー賞外国語映画賞受賞などという肩書きに騙されてはいけない。最近見た映画の中でも特につまらなかった作品のひとつといえる。