アマロ神父の罪

El crimen del Padre Amaro

 

制作年度 : 2002年

上映時間 : 118分

監督 : カルロス・カレラ

出演 : ガエル・ガルシア・ベルナル

学生 C・M (2009)

感想

この映画を見て、宗教があまり浸透していない日本人には理解されづらい作品なのではないかと感じました。

 この映画は神に対する冒涜と思われても仕方がない表現も多く、問題作として批判も多かったようです。

 題名が「アマロ神父の罪」というように若くて将来を有望視されているアマロ神父が禁忌ですが少女と恋愛関係になってしまい、でも神父としての野望を捨てることはできずにいろいろ隠ぺい工作しながら最終的には自分の保身を選ぶ話です。

 物語はハッピーエンドで終わらないし、いろいろな神父さんが悪いことをたくさんしていたりするので、あまりいい気分にはなれない内容だと思います。そういう意味ではお勧めできません。

 感想としては、もっと大人になってから見たら違うのかもしれませんが、人間の嫌な部分が生々しく描かれていて少し理解しがたかったです。