ブエノスアイレス
時間:98分
製作国:香港
監督:ウォン・カーウァイ
出演:チャン・チェン
配給会社:日本コロムビア
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
学生 K・O
推薦度 ★★☆☆☆
感想
この映画のあらすじは正直よくわからない。ただなんとなく男同士の友情(もしくは愛情)を描いたようなものなのだと思う。また、きわめて登場人物も限定されていて、しかもみんな似ていて区別しにくい。さらに女性は一人だけほんの一瞬出る程度である。でも主演男優は昔の郷ひろみに似ていた。また、内容もちょっと怪しい。いわゆる男性愛、ストレートに言うならホモ映画である。少なくとも自分にはそのようにしか見えなかった。でも自分は、あまり映画を見ることがないので、たぶん感性が足りないせいか、そのようにしか見えなかったのかもしれない。しかし使われてるスペイン語はなんとなく理解できた。でも所々で知らない言語(恐らくアジア圏の言葉)も使われていた。スペイン語の歌も一部であり、いつも授業で聞いているような感じの歌であった。しかし何といっても内容がよくわからない。二人(主演と助演)の結末が最後まで描かれておらず、いわゆるハッピーエンドであったのかどうかも自分にはわからなかった。最後があまりにも中途半端な感じがする。たぶん感動モノなのだろうが、自分の心は揺れなかった。もっとわかりやすい内容、というか主旨を明確にしてほしい。そして何より冒頭シーンが衝撃的すぎる。最初見たときはずっとこんなのが続いたら、とても人にみせられる感想など書けやしないと不安だった。そんな映画でした。なんか結構賞とか受賞していて有名な映画らしいんですが。
これはスペイン製のものではなかったのだが、スペインのはどうも変な映画だらけ。借りるのも結構恥ずかしい。お国柄なのでしょうか?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
学生 Y・H
推薦度:★☆☆☆☆
感想
「恋する惑星」と同じ監督だったので借りてみた。「恋する惑星」は好きな映画のひとつだったので期待していた。しかし期待はずれ。というか何が言いたいのか分からない。いきなり男と男がからむシーンで始まるし…。早々に気分が悪くなった。私のように同姓愛を否定する人にはお勧めできない。いや、きっと映画素人の私だからこんな感想なのでしょう。映画玄人の皆さんなら面白いと思うはず。何が言いたいか分からないということは、裏をかえすと奥が深いということでしょう?この映画はどっかの映画祭での受賞作品だし。
あらすじ…すらよく分からない。主人公が、モト彼と偶然再会し、同姓し、なんだかんだあって、主人公がモト彼のもとを去り、香港に帰る。というもの。きっと映画玄人の皆さんにとっては「再会→同姓→分かれ」そこでの主人公の心理描写が面白いと感じるのでは??最後にこの映画ではどうやらある滝が何かを象徴するものらしい。ラストシーンで主人公が一人でその滝を見に行っている。…やはりそのシーンでも何が言いたいか分からなかった。きっと何かを言いたいのだろうというのは分かったのだが…?
はっきり言って選ぶ映画を間違ったと思う。いや、他にもスペインの映画はあったのだが。AVを借りるのに勝るとも劣らない位恥ずかしいタイトル、パッケージの映画しかなかったので…映画素人にはお勧めしません。