21グラム

21 Grams

 

制作年度 : 2003年

上映時間 :124分

監督 :アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

出演 :ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ

学生 R・S (2011)

あらすじ

 余命1か月と宣告され心臓のドナーを待つポール。夫と2人の娘と幸せに暮らすクリスティーナ。前科を持つが、今は神を信仰し妻と2人の子供と暮らすジャック。

 ある事故をきっかけに、本来、出会うはずのない3人の人生がクロスしていく運命が描かれている。

感想

 過去、現在、未来の時制が入り乱れて話が進むので、はじめのうちは内容が全然把握できなかった。海外の人の歳の取り方(外見的な意味で)がわからないから、いくらメイクを施していても、時制がつかめず混乱した。

 この作品は、生と死、愛と憎しみをモチーフにしていて、深くて重い。監督がメキシコ人だからかカトリック的な要素もあって、私たち日本人には難しいかもしれない。

 おすすめする程ではないが、命の重さを考えるにはいい作品かもしれない。